2017年3月21日
【プログラミング教材を試してみた。前編】 2016年徳島県神山町の小学校で実施されたプログラミング教育。 (参考:プログラミング教室 動画公開!) 実際に使われたプログラミング教材を使って、神山スマートオフィスの本橋が社内でハンズオンを行いました。 その模様をお伝えします。
今回は神山で使われた「えべっさん」ではなく、その次に制作された「フラダンス人形」を動かします。 人形部分以外は、えべっさんと同仕様となっています。 ちなみにこちらは、すべて本橋のお手製!! 木製の部分は、徳島で伐採した神山杉をレーザーカッターで加工したものを使っています。 木材の温かみと杉のいい香りがする、自然派教材に仕上がっています。
【使用したプログラミング教材の構成】 ・Ruby(ルビー)まつもとゆきひろ氏により開発されたオブジェクト指向スクリプト言語 ・Arduino(アルディーノ)初心者でも簡単に扱えるマイコンボード ・Scratch(スクラッチ)小学生にも使える教育用のプログラミング環境 ・フラダンス人形キット
通常Scratchの画面上で画像を動かす処理を、USBからArduinoを経由してモーターを動かす信号に変え、 人形を動かす仕組みになっています。
では、もう少し詳しく、ハンズオンの様子をお伝えします。 箱の部分を開けると、このようになっています。緑色の小さい基盤が、Arduinoです。
Ardinoとモーターをケーブルで繋ぎ、フラダンス人形パーツを可動部分へ差し込みます。
ここからはプログラムを起動する作業を行います。 まずRubyで構築したデータをScratchで立ち上げます。 次にフラダンス人形をUSBポートに接続し、コマンドプロンプトを開きます。 対象となるフォルダを指定し、サーバーを立ち上げるコマンドを入力し環境を整えたら、 セッティングは完了です。 ※小学校でのプログラミング教室では、ここまでのセッティングを完了した時点からスタートしています。
では、実際にScratchを触って、フラダンス人形を動かしてみます!・・・後編へ続きます。
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担当:稲村