プログラミング教材を試してみた。後編

2017年3月17日

【プログラミング教材を試してみた。後編】 2016年徳島県神山町の小学校で実施されたプログラミング教育。 (参考:プログラミング教室 動画公開!) 実際に使われたプログラミング教材を使って、神山スマートオフィスの本橋が社内でハンズオンを行いました。 その模様をお伝えする、後編です。※前編はこちら

  前回PCの環境設定まで完了し、今回はScratchを使って人形を動かすことに挑戦していきます。

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Scratchはビジュアルプログラミングを用いたプログラミング環境です。 視覚的であり、キーボードを使わずにプログラミングの基礎を押さえられます。 子供がプログラミングを始めるのにピッタリであることに加え、作りこみの幅が非常に深く、大人でも夢中になってしまうツールです。   ※ビジュアルプログラミング・・・パズルを組み立てるように、ブロックとして用意されている「命令」を視覚的に組み合わせるもの。   Scratchではプログラムのことを「スプリクト」、右上のウィンドウで動かす絵のことを「スプライト」と呼び、 ブロック状のスプリクトを組み合わせていくことで、スプライトに動きを付けることが出来ます。   スプリクトで使える

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指令ブロックは8種類に分類されており、 3つの属性を持っています。   【アクション命令】動き・見た目・音・ペン 【制御命令】制御・調べる  【演算命令】演算・変数    

通常のScratchではスプライトを動かすだけですが、 この教材ではUSBに繋いだ人形が動くということで面白さをプラスしています。  

「えべっさん」を使った小学校のプログラミング授業

では、まず「笑う」「泣く」などの感情ブロックを組み合わせてシナリオを作り、それに合わせた声の録音を児童にしてもらいます。 そして変数をいじったり、動きをかえたりしながら仕組みを学ぶカリキュラムを行っています。   今回の社内ハンズオンでは、スプリクトをいじって、フラダンス人形を動かすことが出来ました。 実際に動く様子はこちらです。 https://youtu.be/d7qRiBgBoHM 変数の値や、動きのスプリクトの組み合わせで、フラダンス人形がスムーズに動いたり、不自然に動いたり。 入力したものが現実に出現する面白さを体感することができる教材です。 時間を忘れるほど熱中してしまった、社内ハンズオンでした。  

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担当:稲村