徳島合同証券株式会社 様

ペーパーレス・ストレッチを導入いただいた徳島合同証券株式会社 代表取締役社長の泊健一氏にお話を伺いました。

 

Q:徳島合同証券について教えてください。

泊氏:今年で創業61年、61期目(2013年当時)になります。理念と言ったら天然記念物のような状態ですね。対面で、日本株だけで、今まで生き残っているということが奇跡なんですけど、23年下げ続けた日本株が去年底打ちして、ちょうどダンクソフトさんとお会いしてからものすごい活況になってきました。

そうやって皆が見放したような日本株の中に活路を見出して、地元徳島のお客さんを中心に一緒に生きていくというのが理念です。

case_tokushima_2.png

Q:なぜペーパーレス・ストレッチを?

泊氏:会社の中が全然整理されていない。机の中から何から紙だらけ。全然必要のないものが山盛りになっていて慣れてしまうんですよね、当たり前だと。

問題点としては、例えば個人情報というのが、我々は大変弱いものでして、金融のビジネスをする以上個人情報の管理というのは一番大事なところです。ですが「そういうところが弱いですよ」と何回も繰り返し指摘されており、ペーパーレスの話をダンクソフトさんに聞いてから意識はものすごい勢いで変わっていったような気はいたします。

case_tokushima_3.png

Q:ペーパーレス・ストレッチの効果は?

泊氏:もう絶大ですね。使用前と使用後を比べると、使用後は何か綺麗じゃないですか。少なくとも自分が何を、どういう個人情報を持っているかが、ペーパーレベルではものすごいわかります。

(紙の処分について)迷ったら捨てました。捨てるとき一番引っかかったのが、不安な気持ちですよね。これを捨てていいのかと色々葛藤があるんですけど、ダンクソフトさんに言われたのは、「迷ったら捨てなさい」と。で捨てました。

(捨てて)半年経ちましたが一切困りません。デメリットは無く、個人情報の管理は大変しやすく、ペーパーの段階での個人情報の管理が一回出来ましたので、次のステップに進めつつあります。

case_tokushima_4.png

Q:実施後の社員の変化は?

泊氏:これが一番です。私自身がちょっと整理が出来ていなかったというのもあるんですけど、皆で考えたということに意味があります。

ご提案を受けて、いるものだけ持って帰りましたよね。提案では「皆さんでこれは本当にいるものかというのを討議してください」というアドバイスをいただきました。あれが一番のトレーニングだったと思います。 皆で考えました。これが意識の改革という面において一番だったと思います。

社員の皆が自分で納得して腹に落ちて、こうだと思わない限り、個人情報の管理は絶対ダメだと思ったんです。迷ったら捨てようと言っていただいたアドバイスは正しかったと思います。

case_tokushima_5.png

Q:今後の取り組みは?

泊氏:いいなと思って、やって直ぐにそれが直結するというのは、何かの縁があると思います。第一弾のペーパーレス・ストレッチをやったので、第二弾に入っていきたいです。

ペーパーレスの一環でやったLync(現:Skype for Business)の会議ですか。こういったものも当然先に進めていきたいですね。紙ベースで持っているものでデジタル化して圧縮できるものも、どんどんあると思いますので、それもまたアドバイスをいただきながら、さらにワンステップ上にいきたいと思います。

今までの流れでいうと、ペーパーレス・ストレッチでこれだけ業績が上がりました。次に行っちゃうともっと(業績が)上がるかなと勝手に思っています。

case_tokushima_6.png

Q:ダンクソフトに期待すること

泊氏:ご提案いただいたダブルモニターや、引き出しの中にあるもの全てを網羅することが、全社的に出来るとしたらますます紙が少なくなるんじゃないかなと思いますし、コピーやFAXが全く要らなくなるはずだと思うんです。

最低限必要だという紙も、まだ減らせる可能性もありますし、BCPに対しても期待しております。これから先、南海トラフなど色々な災害が出てくるかと思いますし。

家にいながら仕事が出来る、あるいは女性が育児をしてカムバックするまでの間に、家にいながら(仕事が)出来る。あるいは今週はずっとマレーシアにいながらも、日本、徳島にいるのと何ら変わりのない仕事が出来る。

こうやって可能性と時間に、ものすごい選択肢ができると思います。そういう面で私に限らず全ての社員がそれが出来るようになったら、ものすごい機動的な会社になるかと思いますので、そういう面のご指導を期待しています。

case_tokushima_7.png

Q:徳島合同証券のこれから

3階もペーパーレスが初めて出来ました。今まで3階には食堂と管理(室)と色々ありましたが、食堂は2階に降りてきてもらいました。今の(3階の)スペースはフリースペース。そこでビジネスマッチングをして、こういう投資をしてみないかと話す人たちを、ネット、Lyncを通していろんな方々が見たり、事業の展開もLyncを通して見れたり、自分の志を持ってお金を出して、そのお金を使ったビジネスを展開してくことが見える場所になればいいと思います。我々の本業と重なる部分で、我々のビジネスの拡充ということに繋がると思っています。色々な可能性のある場所を今回ペーパーレスをすることで作っていただいたという感謝の気持があります。


tokushima_joint_securities_logo.gif

日本株式のスペシャリストを目指す、徳島を元気にする金融商品を創る、全社員の雇用と徳島の森林を守るという3つの経営方針で「直接金融を通じ人々の生活の向上を支える企業を応援する」の経営理念の基、各自が誰にも負けない努力を行い徳島になくてはならない証券会社を目指します。http://www.tg-sec.co.jp/