4:なんのために事務処理時間を減らすのか?

日本は島国で海外からの労働人口の流入が少ないため実感しにくいが、ヨーロッパや米国では日々、人が流入するためスキルアップしないと高賃金を得ることができない。
企業側も同様に、付加価値をつける業務に時間を割いてもらわないと給与と見合わなくなる。さらに肉体労働の頃に、機械の使い方を覚え上手にそれを利用して効率をあげたように、コンピュータあるいはスマホなどのツールやアプリの使い方を覚えて効率をあげていかなければならない。さらに専門職もアプリに職を奪われる時代になっている。80年代までは印刷業界に写植という専門職があり高給取りだったが、一太郎などのワープロソフトの普及で21世紀ではほぼ絶滅した。同様にあらゆるアプリのレベルアップで色々な職種が消えていく運命にある。