事例紹介

K社

概要

< 経緯 >
元々、インターネットサイトの構築から管理、イベント運営をサポートするシステムをDUNKSOFTにて請け負っていたお客さまです。既存の会員管理システム(Micorosoft Accessで1台のみで動作する)があり、この機能を統合して全員で使えるように新規のシステムとして構築した事例です。

< 会社概要 >
1985年の設立、関東地方を基盤として起業家の育成・発掘を行っている社団法人です。現在、450社程度の企業が参加。会員企業に向けた勉強会やイベントを開催し企業間の情報交換や交流の中で新たなビジネスチャンスを見つける場の提供を行っています。

< システム移行の経緯 >
元々は会員へのイベント告知を行う手段として、FAXを利用しておりました。その後、電子メールでのイベント告知が行えるシステムを導入しました。このシステムと既存の会員管理システムの双方で会員情報を管理が二重化していて再入力やチェックの手間など業務に負担がかかっていました。この問題を解決するために日本では導入実績の少なかったMicrosoft Dynamics CRM3.0(世界的にはすでに1万社を超える導入実績を誇る最新の顧客管理ソフト製品)を提案。運用上の管理性の良さ、柔軟なカスタマイズ、社内外でのレスポンス向上に伴うサービス品質の向上や情報の一元化のメリットを提案した結果、システム統合プロジェクトが始動しました。

開発コンセプトは “情報の一元化、情報を持つものがその場で入力”

問題

会員管理のシステムとイベント管理のシステムが2つ存在しており、個々のシステム連携等は無かったので、それぞれのシステムで顧客情報を入力していました。よって情報の二重管理が発生し、業務効率の低下を招いていました。

また、イベント管理システムのレスポンス・安定性の低さやコーポレートサイトとの連携により会員ユーザー向けの各種サービスのレスポンス低下等も問題としてありました。

解決法

2つ存在したシステムをMicrosoft Dynamics CRM3.0をベースに必要な機能を追加開発した「CRM会員管理システム」に置き換えることで、インターネットサイトからの入会申込情報やイベント開催の告知メール送信の簡素化・イベントへの出欠登録の自動化・年会費・参加費の請求、領収書の発行など業務の一連の流れをシステムに置き換える事により、顧客情報の二重管理を無くし、業務効率を上げる事に成功しました。

また、セキュリティ面、レスポンス面を考慮し、システムを稼働させるサーバ群をデータセンターで一元管理することで、パフォーマンス・安定性を確保しました。

開発に用いた技術

中核となる技術にMicrosoft Dynamics CRM3.0を使用致しました。柔軟にカスタマイズが可能な点に着目しました。CRM(顧客関連管理)と言う名に捉われず、システムを構築する上での基盤(プラットフォーム)として、お客さまのニーズにあったシステムを構築することができました。
データベースソフトにはMicrosoft SQL Server 2005を使用。統計資料等の各種レポートの実装にはSQL Serverの機能のSQL Reporting Serviceを使用しました。

またイベントの主催、運営の自動化を実現するために、各種ビジネスロジックを弊社にて独自に開発、実装を行いました。このビジネスロジックは.Net Frameworkを利用して開発しています。(開発言語はC#)

またユーザーインターフェースにはASP.NET、JavaScript、Ajaxを使用し、CRMとインターネットサイトとの連携を実現しています。

システム運用の基盤となるOSはMicrosoft Windows Small Business Server 2003を採用しました。このサーバOSを使用することで基盤となるソフトウェアライセンスのコストを削減しました。

N社

概要

< 経緯 >
1995年に弊社製品“義理かんり for Access”を購入してくれたお客さまに営業をかけるプロモーションをしていた中で興味を持ってくれたお客さまです。M社長と一緒にソフトの展示会を見に行くなど信頼してもらえたようでシステムのバージョンアップを受注しました。

< 会社概要 >
N社は1981年の設立。消化器・透析の臨床医学系出版社で毎月刊行の定期購読の雑誌や、年間10冊程度の書籍さらにCD-ROM(DVD)なども発行しています。対象読者は消化器疾患、透析医療に携わる医師とそのスタッフです。

< システム移行の経緯 >
1995年当時、N社は大手のO商会のオフコンを利用して定期購読処理、通信販売、取次店販売、在庫管理、印税処理などの業務を行っていました。オフコンは高価な上にシステムが古くて遅かったり情報が連動しないなど問題が多かったりしました。
これらを解決するために当時日本ではまだ普及しはじめのWINDOWS-NTをサーバーとしてPCだけの業務システムを提案して受け入れられました。開発言語はMS-Access 95でした。

その後、DM発行処理※1、半期印税処理※2、前払い処理※3、コンビニバーコード機能※4などが追加されています。

問題

出版業務に関する知識もないためリプレースとはいえ、困難を極めました。さらに移行期間の最初のうちにオフコンそのものが壊れて電源が入らなくなり、いきなり新システムで稼働する事になりました。会社の決算期9月に合わせてカットオーバーを予定しましたが実際にスムースに稼働したのは年末でした。

その後、Access97に移行。さらにSQLサーバーをデータベースエンジンにしてWindowsServer2003にUpgradeしています。このタイミングで完全に情報を一元化しすべての問題が解決されました。その意味は、原稿を書くお医者さん(著者)が自分の論文の出稿している雑誌や書籍を購入します。その場合支払を、原稿料と相殺する処理がそれまでできなかったり、情報の二重化が招くミスがなくなったということです。

解決法

業務自体は理解するしかないので、ある意味トライ&エラーでやりながら覚えていきました。バージョンアップのタイミングで全体構造を理解してデータベースを設計しなおしたので、かなり理想的なデータモデリングができました。

開発に用いた技術

現在ではAccess2000がインターフェースで、ADPというObject指向になっています。
SQLサーバー2000をデータベースエンジンにしてWindowsServer2003にUpgradeしています。昨年秋にコンビニバーコードの支払い機能を追加しました。
今後の課題はDynamics-CRMへの移行です。

追加された機能と効果の補足
※1 DM発行処理 医学関係者の名簿から選んで定期的に雑誌講読を促すダイレクトメールを発行。あるいはすでに購入している購読者から新たな書籍を紹介。購読者にワンタッチで振替ができて、購入履歴など管理が容易になり、効率的な販売が可能になった。※2 半期印税処理 毎月、支払っていた著者への印税を半年分まとめて行えるようにした。この結果、事務作業が軽減された。※3 前払い処理 定期購読の決算前の売上をワンタッチで計算する処理を追加。それまで数週間かかっていた事務作業がゼロになった。※4 コンビニバーコード機能 郵便の振替用紙が手数料が高くなり購読者に負担をかけないようにコンビニバーコードに対応して安価で便利な支払いが可能になった。

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