2.企業ITの問題点の整理(何がどう問題なのか)パソコンを使っていると仕事しているような気になる。(1) 手作業の時代ではきれいに書くことによりその情報がおかしくないかもチェックしながら伝票、台帳に書き写していた。ミスも出るがチェックはできた。
(2) ワープロの時代以降、データがきれいに見えるので内容のチェックが甘い。 ただ写しているだけでも仕事に見える。
(3) 1人1台の割り当てはあるので混むことはなくなった。パソコンに向かう前に考えるべきことはたくさんあるのに、いきなりキーボードを打ち始める。結果として時間はかかり、後から修正が大幅に増える。 企業内の情報がバラバラ(4) 担当者別に顧客情報を抱えている。個人情報保護法の観点で危険。
(5) 情報が二重化してバラバラなので売上、仕入がそろわずに利益が合わない。 (6) それに関連した文書も個人の手元にあり、持出しなども自由? (7) 規則、段取りがないため業務の標準化のタガがはずれたまま。 (8) セキュリティー対策はできない。 (9) FAXがある限り情報共有やスピードがでる経営はできない。 企業として致命的な問題(10) 売上統計など基本数値の整合性が取れないためチェックあるいは辻褄をあわせるための間接要員がどんどん増える。仕事のための仕事を作り出す。
(11) 支払情報も社内情報よりも社外からの請求書が先行するためとりあえず支払う。こういったドンブリ勘定が企業の資金繰りを圧迫。締めてみたら赤字の仕事が後を絶たない。これもチェックするための間接要員がどんどん増える。仕事のための仕事を作り出す。
(12) 営業担当がいなくなると仕掛顧客の情報がよくわからない。引き継ぎもままならない。人件費も含めてすごい投資をして掘り起こしたお客さまをまたイチから堀り起こさなければならない。これもチェックするための間接要員がどんどん増える。仕事のための仕事を作り出す。
(13) 担当者が変わる度に新規営業のつもりで電話するが、相手としては引き継ぎのできてない信用できない会社と認定されてしまう。これもチェックするための間接要員がどんどん増える。仕事のための仕事を作り出す。
(14) チェックしないで済ますわけにもいかないし。
結果として伸びる余地が十分ある企業が失速していく。 |