Dialogue | ダイアログ
~ ダンクソフトってどんな職場? ~ 

 
dialogue_members.png

開発チーム  澤口泰丞

2009年に新卒採用で入社。プログラマーではあるが、プログラミングのみならず、お客様へのシステム提案からサポートまで、一連のプロジェクトをすべて担当。常に新しいテクノロジーを学び続けている。対話を通じてお客様の課題を把握し、じっくり解決策を一緒に考え、提案することを得意とする。

企画チーム   中香織

2003年に中途採用で入社。ウェブチームのメンバーとして入社し、育休を2度、計5年取得後、復帰。出産を機にバックオフィス、人事、経理、総務などの社内業務へシフト。社内向けにkintoneをカスタマイズしたシステムをプログラミングしたことをきっかけに、お客様向けにもkintone開発を担当するようになる。つねにポリバレントな動きで、自らのキャパシティを拡げている。

企画チーム 大川慶一

2015年に中途採用で、宇都宮サテライト・オフィスの立ち上げを機に入社。100%在宅ワークで勤務している。Office 365、kintone、Azureなどオンライン・サービスへの知見が深い。デジタルに距離を感じるお客様でも、真摯にやさしくサポート。システム開発も行うポリバレントなメンバーとして活躍している。

企画チーム UMUT KARAKULAK

インターンシップを経て、2016年に新卒採用で入社。 昨年よりARシステムWeARee!の開発に携わる。新しい技術を学び、実装し、お客様の喜ぶ姿を見ることにパッションを感じている。違いを越えて理解する多様性を持ち、ARなど新たな領域の開拓にチャレンジしている。



Q1.どのような方に、ダンクソフトのメンバーとして参加してほしいですか?

ウムト: そうですね。ダンクソフトならではの、大切にしているカルチャーがあるので、考え方が柔軟な人がいいと思います。別の会社とは違う文化をもっていると思います。毎日スーツ着て、オフィスに来なくても大丈夫ですし。ですから、オープン・マインドの人がいいですね。学びながら成長していきたいと思う人。それから、ただ聞くだけじゃなくて、こういうのはどうですか?と、同僚やお客様に言える人がいいと思います。

中: ダンクソフトのスタッフは、本当に多様な人が集まっているんですよね。だから、多様性のある環境が苦手な方は、むしろつらくなってしまうかもしれません。

ウムト: 多様性があることで、新しいことや困難なことに向かうときでも、超えていけることが大事なのかなと思いました。あと、正直で、ダイレクトな人がいい。「ウムト、それは違うよ」とフィードバックを率直にしあえる関係がいいですね。

澤口: カルチャーとして、異なる考え方を理解したいと思うような、多様性や複雑性への許容がある人は、長く続けていただけると思います。ダンクソフトでは、ウムトも言うように、新しいことを学ぶことも多いので、覚悟を持って一緒に成長したいという思いを持っている方と働きたいですね。

大川: たとえネガティブな要素があったとしても、それにとらわれることなく、流れの中のひとつの出来事と位置づけて、そこから何ができるか?と、前を向いて考えられる人は、きっとダンクに合うと思います。例えば、コロナをきっかけに、変化することをポジティブにとらえている人だといいのではないでしょうか。

澤口: そういう意味だと、IT企業ですが、ITスキルがばりばりある必要はないかもしれないです。むしろ、ITスキルばかりが高すぎて会話ができない人ではなくて、楽しく会話ができるほうを優先している傾向がありますね。たぶん、スタッフたちもそういう人がほしいという雰囲気ですね。


Q2. 採用のプロセスは? 重視することは? 

中: まずは書類を提出いただきます。その後、書類審査を経て、面接が2回から3回ほど実施されます。ダンクソフトで働く熱意や、学びながら成長する意欲が、書類や面接から感じられるか?を重視しています。プログラマーやWebデザインなど、職種によっては経験も重視しています。応募いただくにあたり、ダンクソフトの何に共感し、ご自分をどのように活かすことができるのか、どう未来に貢献できるかを、書類でぜひ伝えてほしいです。

澤口:私は新卒で入社したのですが、新卒なのに経験を求められても、それほど深いものは、まだない方も多いと思うんです。ですから、ダンクに入ってから成長していけばいいのではないでしょうか。ただ、そうはいっても、ポリバレントであることや、対話を通じて価値創造していくことは、たいへんなことでもあります(笑)。テレワークや在宅勤務の環境は整っていて、他社と比較してもきっと働きやすいです。ただ、やっぱり仕事ですから、大変なことも多い。ですが、新しいことを学ぼうとする人なら、新卒でもチームの中で一緒に働いていただけると思います。


Q3.仕事をするうえで、どのようなことを大切にしていますか?

大川: 私の場合、ITに慣れていないお客様が多いので、お客様の目線に合わせて対話するようにしています。お客様に理解してもらえると、その次に相手からもアイディアが出てくるようになります。例えば、お客様がkintoneの仕組みを理解できるようになると、別の用途にアプリケーション開発できないか?と相談がくるようになったりして、一緒に次をつくることができてきますね。

中: 2020年は誰にも会わずに1年間、オンラインでお客様をサポートしていたんですが、人の気持ちになってみることが大切だと感じています。ここがこうなっていたらいいな、とか。お客さんの気持ちになって提案するようにしています。それと、すべての人に丁寧にコミュニケーションするように心がけています。

澤口: 大川さんとも近いのですが、私も、ITに慣れていないお客様が多いので、対話する際には、表現に気をつけるようにしています。例えば、名称を略さずにお伝えしたり、操作方法はお客様が理解できる言葉を使ったりなどの工夫をしています。

ウムト: 私の場合は、日本語がまだまだですから(笑)、お客様の対応は別のメンバーがメインで行ってくれます。ただ、開発に携わっているWeARee!を、先日もお客様のイベントで実際に使っていただいたのですが、すごく楽しく遊んでくれたのがうれしかったんです。お客様の使用方法やフィードバックを見ながら、この機能はメインにしようか、もうちょっと拡張しようか、など考えて、開発しています。


Q4.「ポリバレント」を、どのように実践していますか?

スクリーンショット 2021-02-21 15.04.46.png

澤口: プログラマーというと、会社によっては本当にずっとプログラミングだけをする職種もあります。ダンクソフトでは、私は開発チームにいますが、プログラミングだけではなく、お客様とコミュニケーションもします。サポートもします。でも、最初はちょっとずつでも実際にやってみるしかないと思っています。今でこそ一人でできるようになりましたが、最初のころは一緒にメールの文面を見てもらったり、打ち合わせに同席してもらったりということを経て、一人でポリバレントに動くことができるようになっていると感じています。

中: ダンクソフトは、人数が少ないので、一人ひとりが何でもやる必要があります。私は、社内やお客様のお困りごとの解決もすれば、会計士さんや社労士さんとのやりとりもすれば、プログラム開発もしています。kintoneへの理解を深めることで、スキルが拡がり、最近では母親としての経験を活かして、PTAや石垣島の学童保育の支援に活かしています。

大川: いろいろな仕事が中さんに集中してしまうことがありますよね(笑) 人数が決して多い会社ではないので、ある程度個人ができる範囲を拡張して、かつ補いあっていくことが必要だと思っています。そういうなかで、私の場合は、経験で得られたノウハウを、チームと共有することを心がけています。その結果、チームにもノウハウが蓄積されます。チーム全体の経験値やポテンシャルも上がっています。これがいいのは、誰かがもし不在の時でも、代わりに、その役ができるような状況ができていることです。プロジェクトが止まらずにすむのです。

ウムト: ポリバレントであることは、フレキシブル(柔軟)であることだと理解しています。開発のなかで、バックエンドもフロントエンドも試したり、アプリやシステム・エンジニアリングを試してみるのも好きです。システム・エンジニアではないし、データベース・エンジニアでもないのですが、エンジニアとして、新しいことを学び続けて、フレキシブルに一人でいろんな役割を果たしています。


Q5 「リ・クリエイター」として、どのようなことを実践していますか? 

ウムト: 新しいものを創っています。誰もやっていない本当に新しいものと遊ぶのが好きだから、開発するときもうれしい。8年前、ダンクに初めて入ったときも、技術を考えるフューチャー・プロジェクトを私にやらせてくれました。ダンクソフトは私を信じて託しました。ダンクソフトの中では、Re-Creatorになるチャンスがあるから、私は頑張るし、それはまたうれしいことです。チャレンジが高いので、ここが好きです。仕事で好きなことができるなら、クオリティも高くなると思います。

中: 課題解決して、新たな価値を創造するのがリ・クリエイターです。どんなところからも課題を見いだすのが、私が実践するリ・クリエイターかなと思います。現状を諦めず、よりよくなるように進めていくことが大切です。私は、自分が仕事をしていることを理由に、子どもの習い事を諦めたくありませんでした。会社もそれを理解してくれていて、そこは他と違うところだと思います。会社も、自分も、Win-Win になれるのが大事かな。母親として、学童を利用した経験があったからこそ、石垣島の学童保育のkintone活用支援プロジェクトを生みだすことができました。

大川: コロナとか、不確定要素は恐怖でもあるのですが、仕事ではチャンスでもあります。要素を分析して、そこに合った価値を提案できるのがリ・クリエイターだと解釈しています。そういう意味では、コロナはデジタル領域にとっては、追い風にあると思っています。テレワークやSmartOfficeなど、ダンクソフトが長年提案してきたことが現実化していくのですから。

ウムト: コロナの前には、在宅勤務しているというと、へーすごいね!といわれることが多かったんですが、今は、コロナだからね、っていうだけで驚きの反応が下がってしまって、ちょっと残念 (笑)

大川: そう、それありますね。そういう意味では、5年前、認識していた世界が現実になるのはすごいと思います。私も入ったときからテレワークの可能性を意識していたし、そのときから、これがどんどん使いこなせていく頃にはオフィスがなくなって、それぞれが家で仕事ができるよなと考えていました。今は、クラウド製品をクライアントに提供して対応していますが、それ以外にも、まだまだダンクソフトが改革を目指して提供できるものがあるよね、と考えながら仕事をしたりしています。

澤口:言葉は違いましたが、僕が入社したころから、ずっとこの「リ・クリエイター」のフィロソフィーでやってきていて。それが今では当たり前になっています。なので、これからも、今度はコロナ禍で、より働きやすい環境づくりをリ・クリエーションしていくんだろうなと思います。もちろん、オフィス環境やこれからの働き方についても、星野さん(代表取締役)や社内に相談したり、やらせてもらうことも増えていくんだろうなと思っています。


Q6.ダンクソフトが大事にしている「常に提案すること」について、どのように実践していますか? 

大川: カスタマー・サポートでお客様と対話することが多いので、お客様の求めていることを提案していく意識をもってコミュニケーションしています。お客様の要望を待つような受け身の姿勢ではなく、お客様の需要を創造するような提案をしたいと心がけています。

スクリーンショット 2021-02-21 15.03.11.png

 中: 個人情報関連で、こういうものがあればいいなぁと個人的に思っていることを形にして、今年中に世の中に出せるように、準備しているところです。「日報かんり」というソフトウェアがあります。これは社内使用時の利便性を向上させるためにカスタマイズしたkintoneシステムを、お客様向けに製品化したものです。今回も、そんなふうに、最初は、自社内で使うためのものですが、便利なものになりますので、ぜひお客様向けに提案していきたいです。


Q7. それでは最後に、ダンクソフトのどのようなところが好きですか?

澤口: 上下関係がない、というか。文句は聞いてもらえませんが(笑)、困っていることを相談すれば、親身に応えてくれます。他の会社だと、飲み会なんかでやっていることが、飲み会の場でなくても話せる環境があるので、新しい方も、もし入られたとしたら、困っていることを誰にでも相談してみたらいいのかなと思います。

中: 思っていることをみんなに言えることは、いいことですよね。

ウムト: みんな、赤ちゃんが生まれたら男性でも休みを取るとか、残業をしないとか、バランスをちゃんと取っていることが好きですね。ダンクソフトで仕事していると当たり前と思うことが、他では全然そうじゃないんですよね。

大川: 関連して、日々の暮らし、生活を大切にできることがいいですね。社長の星野さんも、取締役の板林さんも、一人ひとりが生活していて幸せか?ということを気にしてくださるんです。だから、日々の暮らしを大切にできます。自分の生活や暮らしも含めて、いい環境に変えていける人が集まっているなと思うんです。前職の会社と比べると、生活を大事にできる人、楽しめる人だと、ダンクの社風に合うと思います。

澤口: 直接、星野さん(代表取締役)とも対話することができますよね。助言をしていただいたりしています。こういう環境があるということはいいことだと思います。また、「日報かんり」というツールがあって、「かんり」という割に、日々の出来事をみなさんが好きに書いているんですが、困っているところも含めて、メンバー間でいろいろな情報を共有できているのは、好きなところです。

大川: もうひとつ。将来を見据えたテーマをしっかりつかんでいて、展開している会社だということです。年頭所感でも、星野さんがコロナを環境変化のひとつととらえていて、ネガティブには考えていないんですね。コロナの状況にあわせて乗っていき、あわせるだけでなくその先を想定して動く。「その先をつくる」というポリシーにとても共感しています。